社会福祉とは?
社会福祉とは、英語で言うとSocial Welfare、つまり幸福・安寧などの意味とされています。広義的な意味では「公共の福祉」などのようにすべての人々の幸福の追求や福祉の向上などと考えられ、狭義的な意味では、「社会保障」や「生活保護」などのように障害者や高齢者などの社会的に不利な立場、ハンディを抱えた人たちに対する総合的な公的・私的な活動や政策の総称とされています。
しかし、日本において一般的に社会福祉という言葉が普及したのは、戦後であり、その契機になったのが日本国憲法第25条(生存権)にて用いられたことから始まっています。 元々は日本国憲法作成時における、GHQ案の英語原稿翻訳を行う際「welfare」に対応する語が存在しないために充てられた言葉なのです。、歴史的には、以前は、社会事業や社会慈善、慈善事業などの様々な言葉で表現されていました。
日本国憲法第25条には、(1)「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」(2)「国は、すべての生活部面について社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」と、規定おり、これは国民には生存権があり、国家には生活保障の義務があるとされています。
なお、日本における社会福祉の理念や根拠は、日本国憲法第25条に基づいて実践されていると考えられています。