音を一言でいうと、空気の振動とも言えます。音は、簡単に言うと「音質」「音程」「音量」の3つの要素から成り立っています。
はじめにイメージしやすくするために以下の3つについて説明します。
1.音質
音質とは、同じ音の大きさと高さでも、音が出ている音源が違うか同じかどうかを判断する基準となります。 しかし、音質を正確に計測する機械は、ありませんので、いわゆる人間の五感や感性で判断されます。
2.音程
音程とは、同じ音の大きさでも音源によって、「高い音」と「低い音」に分けられます。 音程は音が持つエネルギーである空気振動の振幅に起因しており、音の振動が1秒間に何回繰り返されるかの周期を指します。音程については、ヘルツ(Hz)で表すことがでます。 一般的に音源の振幅の周期が多いほど音は高くなることがわかっています。 人間が音を判別できる周波数(可聴周波数帯域)は0〜2万ヘルツ(20kHz)までの範囲とされており、 その中で最も人間が敏感に聞こえる周波数帯域が3000ヘルツ(3kHz)〜4000ヘルツ(4kHz)となっています。 なお、男性の声の周波数帯域は40ヘルツ〜400ヘルツであり、また一般的な女性の場合150ヘルツHz〜900ヘルスとされており、その意味では、女性の方が高い声をしており、男性は基本的に低い声であることがわかります。また4オクターブを歌う歌手や、オペラ歌手は、このすべての領域やそれ以上の領域の周波数帯域を発声できるということです。
3.音質
音量とは音の強さのことで単位はデシベル(dB)で表現されています。数字が大きいほど音は大きいという意味になります。 0dBが人間が最も聞こえる音の基準(聴覚障害がないのに、0dBが聞こえない方もいます。個人差があります。)となっており、 たとえば木の葉が揺らぐ音がおおよそ、20dB(基準の音の10倍)となっています。最も不快な音として、飛行機から発生するエンジンの音などの騒音が120dB以上(基準の音の1,000,000倍)といわれています。このdBについては、「音圧」について説明しているページで、詳しく説明しています。
さて、話を戻して、音とは、物理学的には物体を通して伝わる力学的エネルギーの変動です。また音は、波動としての特徴、例えば周波数・波長・周期・振幅・速度などの様々な側面から成り立っています。なお、音を伝える物質のことを学問の世界では、「媒質」呼んでいます。
この振動は波長があり、空気に濃い部分と薄い部分をつくって、空気中を1秒間に約340m進み、空気中のあらゆる方向に津波のように広がっていきます。
誤解されやすいのは、あくまでも人間が発した音がそのまま声として聞こえているのではなく、人間の咽頭によって、空気が振動されて、初めて物理的に空気が振動し、その振動を人間の耳の中を伝って、蝸牛を経て、そこでやっと音が声として認識できると言うことです。
つまり、あくまでも声として認識するのは、生理学的なレベルであり、鼓膜を振動するまでは、物理的な空理の振動にすぎないことを覚えておいてください。
これらの音を具体的に捉える基準として、ヘルツ(Hz)とデシベル(dB)があります。ヘルツ(Hz)は、音の高低を表す周波数の単位で、0から2万ヘルツまでが人間の可聴領域とされています。2万ヘルツといえば、人間が聞こえる最も高い音。2万Hz以上の周波数は人間には聞こえない音で、超音波と呼ばれます。 イルカやコウモリなど他の動物では 超音波を聴くことが出来る動物もいます。
逆に0ヘルツは、人間が聞こえる最も低い音を表します。デシベル(dB)は、音圧の単位で音の大きさを表し、オージオグラムなど聴力を測定するときは、20歳男性の平均聴力レベルを0dBとして、難聴の程度を分類しているのです。
なお、聴覚障害などに関係なく、純粋に「音」について研究する学問については、音響学と呼ばれています。
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