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2006年度秋学期期末レポート/REPORT in SPRING, 2006

2006年度秋学期期末レポート (写真付きPDFファイルは、こちら

第1回学期レポート 2006年度秋学期(9月28日〜12月15日) 

第2期生 高山 亨太

初めてのアメリカでの大学生活
  2006年8月15日にアメリカのワシントンD.Cに到着した。他の同期の奨学生より遅い渡米であったが、ダレス空港に到着したときにGallaudet Universityにおける初めてのアメリカでの大学生活を迎えることを大きく実感することになった。入国に関して、多少のトラブルがあったが無事に到着することができたが、28日の秋学期開始までにオリエンテーションや英語の試験など留学生活を喜ぶまもなく忙しい日々が待ちかまえていた。
  留学生を中心に部屋が割り当てられるフロアがあるGallaudet Universityの中でも新しい寮に入寮し、カフェテリア(食堂)を利用しながらの生活を送った。多くの相部屋がある中で、幸いにも1人部屋を与えられ、1人で落ち着ける空間やプライバシーのある中で精神的にも落ち着いて勉強に励むことができた。こちらの事情を理解し、1人部屋を与えてくれたキャンパスライフの責任者にはただただ感謝するのみである。
  後ほどでも述べるが、12月に寮を出て、近くのアパートに引っ越すことになった理由でもあるが、カフェテリアで出される料理には、大変不満があり、勉強にも支障を来しそうなほど食事の回数も減った。このことから長期的に留学し、勉強を続けるためには寝食住のバランスが重要なのだと実感した学期であった。日本で育った自分としては、やはり味覚というものはなかなか変えられないようだ。味覚1つだけで、勉強にも大いに影響があるものだと、異文化、異国での生活の大きな壁を経験することができたことは貴重であった。

新学長選考に関するプロテスト(Protest)
  10月6日の金曜日から10月29日まで新学長の選考に対するProtestが実行された。Protestは、1988年に起こったDPNのように1週間で終了すると思っていたが、思った以上に長期化するとは思ってもみなかった。
  Gallaudet Universityでの学生生活や、特にProtestを通じてDeafやDeaf cultureについて考えることがあり、そのことが自分のアイデンティティーとも向き合うことになり、自分の再発見につながった1ヶ月間であった。

履修クラス
  初めてのGallaudet Universityでの秋学期は、4つのクラスを履修した。具体的には、大学レベルの英語とアメリカ手話といったコミュニケーションに関する課題にあわせて選択したクラスと来年の大学院入学に備えて、アメリカの社会福祉のシステムを知るためにソーシャルワーク(社会福祉)学部のクラス、さらにGallaudet Universityの考え方や「聴覚障害」、「ろう」とはなにかということに興味を持って、聴覚障害に関する科目を受講した。
  当初は、日本の大学とは違って宿題も多く、出席に関しては厳しく見られるなどの学生生活の違いに戸惑っていたが、この学期を通じていろいろと学ぶことは多かった。
また12月にすべてのクラスの期末試験や最終レポートをこなす中で、アメリカ到着時とは比較して効率よくレポートや試験対策をこなすことができていた。そこで初めて自身が英語になれてきたのだと感じることができた一時でもあった。実際に英語のクラスのテストにおいて、結果的に良い点数をとることができ自信につながった。
  また社会福祉のクラスとデフスタディーのクラスは、期末試験がない代わりに、最終プロジェクトとして、10枚ほどのレポートとプレゼンテーションが課せられた。実際にパワーポイントを使用しながら、アメリカ手話でプレゼンテーションをすることがどれだけ難しいことなのか思い知らされた。これらのことからも英語はもとよりアメリカ手話の上達が春学期の課題としてあげられる。

12月15日には、大学の学生寮から大学近くのアパートへ引っ越しした。以前から大学の学生寮では、料理ができないことと食堂の味に不満を持っていたので、念願のキッチンがあるアパートへ引っ越ししました。毎日、料理もでき、リビングルームでのんびりしたりすることができ快適な生活になっています。

 

 

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