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2006年度春学期期末レポート/REPORT IN SPRING, 2006

2006年度春学期期末レポート  (写真付きPDFファイルは、 こちら

第 2回学期レポート  2006年度春学期(1月 15 日〜 5 月 4 日)

第2期生 高山 亨太

履修クラス

春学期に履修したクラスは、下記の表の通りである。

 

Monday

Tuesday

Wednesday

Thursday

Friday

Weekend

8 : 30

起 床・シャワー

就寝

9 : 30

 

Drug and Alcohol Addiction

 

Drug and Alcohol Addiction

 

10 : 00

Writing English

Writing English

Writing English

10 : 30

11 : 00

Human Diversity

Human Diversity

11 : 30

起 床

12 : 00

昼 食

12 : 30

帰 宅

帰 宅

帰宅

13 : 00

昼 食

帰 宅

昼 食

帰宅

昼食

宿 題

13 : 30

 

昼 食

洗 濯・買い物

昼 食

 

14 : 00

昼 寝

講義準備

講義準備

昼寝

14 : 30

Audiology

Audiology

15 : 00

研 究

15 : 30

宿 題

宿 題

16 : 00

 

帰 宅

宿 題

帰 宅

 

17 : 00

 

休 憩

 

休 憩

 

18 : 00 以降

夕 食・シャワー

 

宿題・研究・読書・メールなどの確認・連絡

3 : 30 以降

就 寝

 

具体的には、 Writing English 、 Alcohol and Drug Addiction 、 Human Diversity 、 Audiology の 4 クラスである。まず春学期の English のクラスは、秋学期が Reading を中心としたクラスを履修したのに対して、今回は、主に Writing や Essay 、 Reaserch ペーパーの書き方を中心に習うことができるクラスを履修した。このクラスの教員は、聴者であるがご主人がアジア圏の出身であるため日本人の文化に理解があるのでとても参加しやすいクラスであり、また今後の Master of Social Work に入学した後に必要なアカデミックな英語論文やレポートの書き方を改めて習うことができ、書記英語の能力の向上が自分でも分かるほど上達している。大学院出願にあたっても英語の教員の特別な指導を受けて Master of Social Work への出願するときに必要な自分のこれまでの日本語の論文や学会発表論文を英訳するという作業を有意義に学ぶことができ、大きな経験となった。

さらに日本の大学に在籍中に、国家資格である精神保健福祉士の勉強をする中で、一番関心を持っていたのが薬物中毒やアルコール関連の問題であったため、実際に日本よりも大きな問題になっているアメリカにおける薬物・アルコール関連問題の現状を知るために Department of Social Work が提供している Alcohol and Drug Addiction を履修した。さらにこの講義では、ろう・難聴者の薬物中毒、アルコール関連の問題を学び、どのように情報提供をしたらいいのかを実際に最終プレゼンテーションをこなす中で実践することができるのが大きな特徴であり、とても魅力的であった。最終プレゼンテーションでは、講義で習った薬物やアルコールの問題、さらに治療や社会復帰のための制度などの情報をどのようにろう・難聴者に伝えるのか。実際に情報提供のためのメディアの作成作業を課せられた。それを通じて情報提供のあり方や方法を深く学ぶでき、私にとって今学期で最もおもしろかった講義であった。このクラスは、大学院では開講していないので、今のうちに履修しておいて正解であった。さたにこのクラスの教員と個人的に情報交換をする中で、日本におけるろう・難聴者の薬物・アルコール関連問題の調査や研究への協力をいただけることになった。なお、最終プレゼンテーションについては、準備ができ次第、高山の個人ホームページに掲載する予定である。

また同様に Department of Social Work が提供している Human Diversity は、アメリカで大きな議論となっている様々な人種(白人、黒人、アジア系アメリカ人、ヒスパニック系アメリカ人、移民、外国人、障害者)や文化、宗教などの多様な考え方や差別などの現状をどのように理解し、相互理解を進めていくのかといった課題を中心に学んだ。クラスには、盲ろう者やアジア、ヨーロッパ系アメリカ人、白人、黒人、ヒスパニック系アメリカ人、など様々な学生が参加しており、とても興味を持たれる議論がなされている。この講義には、二人の盲ろう者が参加していたため、 2 人の手話通訳が毎回の講義の度に通訳のために臨席していた。このような盲ろう者への講義保障支援を少し学ぶことができた。このことがきっかけで、少し盲ろう者への支援だけではなく、通訳の方法やコミュニケーション方法にも興味を持ち始めた。

最後に、日本における聴覚障害者に関わるソーシャルワーカーや心理専門職などの対人専門職を養成するにあたって、聴覚障害の基本を学ぶことは重要なことであるのは言うまでもないことである。しかし、必ずしもすべてのろう・難聴者に関わる対人援助専門職が十分に聴覚障害の基礎やコミュニケーション方法について理解できているとは、言い切れない現状がある。このような現状もあり、ギャローデット大学で、対人援助専門職を目指す学生にとっては、必修科目とも言える Audiology の効果的な教育方法、カリキュラムなどを学ぶこと、さらに聴覚障害に関する英語の専門用語を覚えることを目的に Audiology を履修した。

クラスの状況

2006 年8月 15 日に到着してから、半年ほど経った 1 月からの春学期は、母校の筑波大学大学院博士課程の中間評価論文(修士論文)の最終発表会と論文の最終提出が重なってしまったため、アメリカに戻るのが 3 週間ほど遅れてしまった。そのために、到着当初は、教員へ事情を説明するために研究室を回ったり、遅れた分の宿題を片付けたり、クラスに追いつくことで大変な日々を送った。しかし、努力した甲斐があって、以前は、 C などの落第点ぎりぎりの中間成績を覚悟していたが、ふたを開けてみれば B 以上の成績を得ることができた。さらにその後の宿題やテストを難なくこなすことができ、最終プレゼンテーションや最終試験にも合格することができ、前回の秋学期よりも余裕を感じることのできた春学期であった。これからは、サマースクールが控えているが、気を引き締めてがんばっていきたい。

大学院出願の状況

3 月 28 日付で、大学院入試課に出願書類を提出した。出願書類の内容は、申込書、履歴書、成績証明書、推薦書 5 通、自分の論文の英訳、入学検定料 50 ドルであった。提出日の二日後に Master of Social Work の入試コーディネーターよりインタビューについての連絡があり、翌週に入学判定会議のためのインタビューを受けた。インタビュー当日は、スーツにネクタイを締めて、向かったがやはりいくつになっても面接というものは緊張するものである。実際にインタビューでは、目的や成績証明書などの書類の確認、これまでの履修科目の確認、スクールソーシャルワークコースの履修希望などを質問された。その後、入学判定会議などを経て、 3 週間後の 3 月 24 日に無事に受け入れ通知をいただくことができた。昨年の夏から大学院入学のために準備を進めてきた中での合格であり、感動も一塩だった。これからが本番と思って、夏休みは大学院入学に備えての準備を進めていきたい。


 

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